■移行措置のポイント

数学は,2019年度・2020年度が移行期間にあたります。新学習指導要領の一部を追加し,現行の学習指導要領の一部を省略します。なお、移行期間の授業時数の変更はありません。
各学年に追加される内容,省略される内容は,次のとおりです。

学年 2019年度 2020年度 学習資料
1年

◉追加される内容
【正の数・負の数】
自然数を「素数の積」として表すこと
・自然数を「素数の積」として表すこと
・【資料の散らばりと代表値】
累積度数

◉省略される内容
【資料の散らばりと代表値】
誤差・近似値,a×10nの表現(→2021年度3年で学習)

◉追加される内容
【正の数・負の数】
自然数を「素数の積」として表すこと
・【資料の散らばりと代表値】
累積度数
【資料の活用】
不確定な事象の起こりやすさ

◉省略される内容
【資料の散らばりと代表値】
誤差・近似値,a×10nの表現(→2022年度3年で学習)

1年のまとめ
2年 2019年度は追加・省略内容がありません

◉追加される内容
【資料の活用】
四分位範囲,箱ひげ図

2年のまとめ

3年は,移行措置における追加・省略がありません。