第５版の制作にあたり、高校教科書と最近10年分の全国大学入試コーパス（データ）を
作成し分析したうえで、bike-sharingやramenなど、新たに見出し語を追加しました。
また、コーパスをもとに語義や用例の追加・見直しを行いました。

形容詞で限定用法（名詞の前で用いる用法）のみで用いられる語義には「＋名」マークを、
叙述用法（名詞の前では用いない用法）のみで用いられる語義には「☓名」マークをつけ、
ビジュアルで意識できるようになっています。

主要な多義語には、「基本義」「原義」と「発展的意味」を解説した「語義ダイジェスト」欄を設置。
これにより、一見ばらばらに見える意味の流れがわかり、単語の全体像がつかめます。
「頻出表現メニュー」を見れば、頻出表現の意味がすぐにわかります。
また、調べている語がどのような意味で用いられているのかを眺めることができます。

日本語を安易に直訳すると間違えるケースをとりあげ、
注意を促すとともに、正しい表現を解説しています。

日常的によく用いられることわざをわかりやすく解説しています。
また、そのことわざの具体的な使用例も載せています。

Big Data（ビッグデータ）、selfie(自撮り)、iPS cell（iPS細胞）など、ニュースや英字新聞で
見聞きする用語を追加しました。時事ネタを扱った英文を読む際に役立ちます。

スピーチレベルに留意し、堅い英語に堅い日本語訳を、くだけた英語にはくだけた日本語訳をつけ、
それぞれ「ネクタイマーク」と「Tシャツマーク」をつけています。

動詞を中心にした文の構造のうち、使用頻度の高いものを、
下の(need doing)のようにわかりやすく文型として表示しました。

日本語と英語の発想の違いから生じる表現の違いや文化・習慣の違いなどを解説しています。

主要な前置詞と冠詞、anyやsomeなどの解説を第４版から刷新しました。
イラストとともにイメージしやすくなっています。

「語源で覚える英単語」、「和英小辞典」など、役立つ情報がつまった巻末付録が充実しています。
「和英小辞典」には、「自撮り」、「爆買い」などの新語も収録。