改訳新版 ちっちゃな おさかなちゃん 978-4-05-205579-9
「ママだあいすき」の気持ちが聞こえてくる…
はじめて読むおはなし絵本としておすすめ!
ちっちゃなおさかなちゃん、まいごになっちゃった。
「ママ~、どこ?」
さがしていたらね、海の仲間がやってきたよ。
ひろ~い海のなか、ママにめぐりあえるかな?
登場する 海の仲間たち
文を担当した古藤ゆず氏 解説リーフレットつき!
- オノマトペが楽しい!海の仲間たち
- はじめての読み聞かせでもじょうずに!
- こどもの大好きなくりかえし!
- めくるのがゆかいになる! 色の変化
- ママと会えた! よろこびのラストシーン
《内容の一部をご紹介》
…この絵本では、各ページを構成する色にも深い意味がこめられています。
たとえば最初の泣いているシーンは、鮮やかさがきわだつ絵ですが、不安も感じられるような色合い。
おさかなちゃんがママを探す一方で「ママも、おさかなちゃんを探しているんだろうな…」と想像をめぐらせて、原作を読みました。ラストシーンで安心したようににっこりするママをよく見ると…おさかなちゃんが出会った海の仲間の色をすべて持ったレインボーカラー! すてきです。
そしてラストの「だあいすき」は、身も心もいやされる魔法の言葉。もしかしたらママはこの後「ママもだあいすきよ」って声をかけたのかも? そんなほっこりした気持ちもアドリブで入れてみてください。
改訳新版 おさかなちゃんの ばいば~い 978-4-05-205496-9
大好きなママと帰るまえにはね…。
ほっこりするひとときを大切にとりあげた物語
ちっちゃなおさかなちゃん、
ママがおむかえにきたよ!
「わぁ~い! ママ~」
さあ、みんなに「ばいば~い」しなくっちゃ。
登場する 海の仲間たち
文を担当した古藤ゆず氏 解説リーフレットつき!
- お迎えのときのうれしい気持ち
- 「ばいば~い」と手をふる楽しさ
- 大好きなオノマトペの響き
- お友だちはどこで何しているところ?
- のびのび泳ぐおさかなちゃんみたいに
《内容の一部をご紹介》
…こどもがまだ小さかったころは「いっしょに本を開くのはかけがえのない時間」とわかっていても、あわただしさや眠気が勝ってしまう毎日でした。「読み聞かせは毎晩10冊する! 」なんて言葉をどこかで見聞きして、あせったこともあります。
こどものためってがんばりすぎず、読む人がいやされることも大切。「おさかなちゃん」シリーズの原作は、大人もやさしい気持ちになれる本ばかりです。自由にのびのびと泳ぐおさかなちゃんはピュアなこどもそのものですよね。
わが子もおさかなちゃんのように、みんなに温かく見守られてすくすく育ってほしいな。・・そんな母としての願いもこめつつ、日本語版改訳新版の構成と文ができあがりました。ホッと安らぐ絵本時間に『おさかなちゃんの ばいば~い』も入れていただけたら、しあわせです。
改訳新版 おさかなちゃんの おいでおいで 978-4-05-205495-2
ちいさな呼びかけにみんなが集まって…
うれしい気持ちを大切にとりあげた物語
ちっちゃなおさかなちゃん、
かくれんぼしたいんだって。
おいでおいでしたら、
おともだちみ~んな、きてくれるかな?
登場する 海の仲間たち
文を担当した古藤ゆず氏 解説リーフレットつき!
- 「おいでおいで」でみんな集まる
- 響きのおもしろさを名前に
- お友だちの数が増えていく
- かくれんぼしたお友だちを見つけて
- くりかえし読みたがるのはなぜ?
- いっしょにページをながめるひととき
《内容の一部をご紹介》
…園にこどもの送り迎えをしていたころのこと。あるとき、こどもたちが「おいでおいで」と誰かを呼ぶのが楽しくなっていた時期がありました。「おいでおいで」って、子育て中はよく使う言葉ですよね。
何かを見せたいとき、いっしょに遊んでほしいとき、わが子もよく「ママ、おいで」って、手まねきをしていました。
これってかわいい!と感じたわたしは、ベルギーの原作者に相談し、各シーンに「おいでおいで」の言葉をプラスしてみました。日本語版だけのオリジナルアレンジです。
今回の改訳新版では、小さな呼びかけによってみんなが集まってくれるうれしさがわかりやすく伝わるようにと、構成や文をブラッシュアップしています。こどもと想像の海へいって、自由にのびのびと泳ぎまわるしあわせを届けられたら、うれしいです。
改訳新版 おさかなちゃんの ぴんぽ~ん 978-4-05-205431-0
みんなに「おめでとう」っていわれる
うれしさを大切にとりあげた物語
ちっちゃなおさかなちゃん、きょうは
おたんじょうび。ぴんぽ~ん!って、
つぎつぎにおきゃくさんがやってきます。
だれがきたかな?
登場する 海の仲間たち
文を担当した古藤ゆず氏 解説リーフレットつき!
- 「おめでとう!」の幸せな言葉シャワー
- 「ぴんぽ~ん♪」はめくる合図
- お客さんはペアでやってくる
- なやみになやんだラストの1行
《内容の一部をご紹介》
…大きなとげぼーんと小さなとげっち。お客さんはよく見ると「大きい」「小さい」とか「長い」「短い」のように、対(つい)の言葉のペアであることに気づいたでしょうか。
日本版では、対照的な様子をふわっと認識できるように名づけをがんばりました。つんぴかとつんどろ、くにゃすらとくにゃぷく…読みながらクスッと笑いたくなるゆかいな響きにもこだわって、本文中でもちょっと大きめの文字で表しています。
また今回の新版では、原作者の許可を得て、なんと背景や文字の色も、お客さんのイメージカラーにしてみました。黄色に赤に紫…ページごとの色の変化と名前の響きが心地よく感じられますように。
改訳新版 おさかなちゃんの あのね、ママ 978-4-05-205432-7
いつかこんなふうに話してくれるかな?
こどもの成長が楽しみになる物語
「あのね、ママ」…ちっちゃなおさかなちゃんが
はなしはじめます。
おさかなちゃんに、
おともだちができたんですって!
登場する 海の仲間たち
文を担当した古藤ゆず氏 解説リーフレットつき!
- お友だちができたうれしい気持ち!
- 文字のビジュアルからノリを伝える
- 1文字の「ね」に思いをこめて
- 色からお友だちのイメージを感じるように
《内容の一部をご紹介》
…わが子がお友だちとふれあって世界を広げていくことは、親が将来に期待する、大事なことのひとつですよね。
今回の改訳新版では「すてきなお友だちのことをママに教えたい!」というおさかなちゃんのうれしさを強調したくて、原作者と相談して「ママといっしょ」の1シーンを特別に加えました。
そして、そのあとのページでは、あわをブクブクしたり、おいかけっこをしたり…お友だちとの幸せな時間が、こどもらしいかわいい目線で次々に語られていくのです。
じいっと絵を見たり、物語に耳をすませたり、お友だちの名前を声に出してみたり…こどものそんな反応には心おどりますよね。近い将来、お友だちと遊ぶ日を楽しみに、何度も読んでほしい1冊です。
改訳新版 おさかなちゃんの じょうずじょうず 978-4-05-205730-4
何かができるようになるってうれしい!
ほめじょうずのヒントもいっぱい!
ころころするのがじょうずなこ。
ちょきちょきするのがじょうずなこ。
ちっちゃなおさかなちゃんの
じょうずはなあに?
登場する 海の仲間たち
文を担当した古藤ゆず氏 解説リーフレットつき!
- 「じょうずじょうず」がいっぱい!
- ほめて育てる魔法の言葉
- 自分自身を好きになること
- こどもの「じょうずじょうず」に気づく
- おはなしを読む楽しさはここから
《内容の一部をご紹介》
…子育てのなかでよく聞くもうひとつのワードが「自己肯定感」。ありのままの自分を認め、自分を好きでいる感覚のことをいいます。「大好きだよ」「すごいね」と伝えられることを通じて、こどもは自分に価値を見出せるようになるのかもしれません。
原作では、「Wat Knap(=おみごと!)」という言葉が使われていた部分について、日本語版では「じょうずじょうず!」という言葉を選んでみました。日常のなかでも使っていただければ、うれしいです。
こどもの毎日は、挑戦の連続です。新しくできるようになったことに気づいたら、「じょうずじょうず!」と言ってみてください。きっとおさかなちゃんに負けない、ほこらしい笑顔が見られるはずです。
改訳新版 おさかなちゃんの パパかっこいい! 978-4-05-205680-2
こどもから見たパパたちは…?
「おもしろい」「ちからもち」それからね…
ダンスがうまい、ダンスパパ。
おんぶがうまい、おんぶパパ。
ちっちゃなおさかなちゃんのパパは、
どんなパパ…?
登場する 海の仲間たち
文を担当した古藤ゆず氏 解説リーフレットつき!
- こども目線でパパの魅力を語る
- うちのパパは…?どんなパパ?
- パパはいつでもこどものヒーロー
- 読みながら笑えるように
- 読み聞かせはいつでも手軽にできる遊び
《内容の一部をご紹介》
…この物語に登場するパパは、長い足でダンスしたり軽々とこどもを運んだり、ひょうきんなしぐさで笑わせたり。パパの持つ明るさや運動神経のよさ、たのもしさ、心の広さなどが、こどものすんだ目をとおし「かっこよさ」として描かれているのです。みんなのおうちのパパは、どんなパパ? パパのすてきなところを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
ところで、多様性や個性を尊重した現代のパパ像は、少しずつ変わってきているような…。おさかなちゃんのパパもどちらかというとかわいくて、ちょっぴり頼りなさそうなパパに見えます。
すべてのパパは、こどもにとってあこがれのヒーロー。自慢の存在です。強さだけでなく、ありのままを受けとめ、誇りに感じてほしい…そんな原作者の願いも伝わってきます。
0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんと あ~そ~ぼ! 978-4-05-205600-0
脳科学者 茂木健一郎×おさかなちゃん
⇒乳幼児の脳育!
お返事、まねっこ、数える、色、なぞる、
みっけ!などの、脳を育てる遊びがいっぱい。
0さい~3さいの好奇心や想像力を育てる1冊です。
“天才”となる可能性や夢を広げる、大切な時期に。
脳そだてメニュー
脳科学者 茂木健一郎氏 解説リーフレットつき!
- 脳の土台は3さいまでに80%完成する
- 安心する状態だからこそ挑戦できる
- こどもの脳は、おとなの動きを見て発達する
- おさかなちゃんは魚に見える!?
- おとなの脳だって限界なく成長する
《内容の一部をご紹介》
…おとなが「おさかなちゃ~ん」と言って、指をさしたとしましょう。すると、こどもは、おとなが注意を向けているものや場所に意識を向けます。脳科学ではジョイントアテンションといい、共感力が芽生える第一歩。おとなが笑ったり、うれしそうにしたり、何気なく行動したことも、こどもの脳に影響を与えているのです。
ちなみに赤ちゃんが言葉を学ぶときは、動画や録音した音声より、対面で言葉に触れたほうがより効果的な学習につながる、という研究結果があります。だれかの発する生の声が、よい学びにつながっていくのです。
0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんと あはは! 978-4-05-205755-7
脳科学×おさかなちゃん×笑い
⇒ゆかいな乳幼児の脳育!
こちょこちょ、まねっこ、数える、たどる、
さがすなどの、脳を育てる遊びがいっぱい。
海の世界のおちゃめな設定に、クスクスあはは!
天才となる好奇心や創造力を広げる、大切な時期に。
脳そだてメニュー
脳科学者 茂木健一郎氏 解説リーフレットつき!
- 笑ってリラックスしたとき、学びがはじまる
- 1冊の絵本には百科事典ほどの情報がある
- 体性感覚が言葉の習得を深める
- おとなが笑うと赤ちゃんも笑う!?
- 脳の土台は3さいまでに80%完成する!
《内容の一部をご紹介》
…人が笑うと、脳の中では扁桃体という感情をつかさどる器官や、記憶の中枢である海馬という器官が活発に働きます。また、不安をやわらげるドーパミンや、神経を落ち着かせるエンドルフィンなどが分泌され、体はリラックスモードに。
この状態は学びの大事なスタートラインです。おとなでも、こわがったり泣いたり警戒モードのときは、学びどころではないはず。機嫌がいいときにしか働かない、脳の回路もあるのです。
…人間には生まれた直後から、自分と他人を鏡のように映しあう神経細胞であるミラーニューロンが働いています。赤ちゃんに笑いかけたら赤ちゃんも笑った、という話はよくあること。読み聞かせしているおとなが笑顔なら、絵本は楽しいものと認識します。
ちっちゃなおさかなちゃん、うまれたよ! 978-4-05-205768-7
喜びにあふれたあの日。みんなの祝福…!
おさかなちゃんファミリー始まりの物語
ママとパパは、まっていました。
おさかなちゃんが、うまれてくるのを…。
しらせをきいて、うみのなかまが
つぎつぎにやってくるよ。
登場する 海の仲間たち
ヒド・ファン・へネヒテン氏×古藤ゆず氏 対談風★解説リーフレットつき!
- 企画提案のときの気持ち
- エピソードゼロになったいきさつ
- “新生児”おさかなちゃんのこだわり
- 木目のようなテクスチャー
- 特に気に入っているシーン
- いちばんお気に入りの子
- 読者に届けたかったこと
《内容の一部をご紹介》
…ヒドさん、日本から『ちっちゃなおさかなちゃん、うまれたよ!』の 企画提案があったとき、どんなお気持ちになりましたか。
ヒド・ファン・へネヒテン:うれしい驚きだったし、やりがいのある仕事だと思いました。日本と連絡をとりあいながら1冊の絵本を作りあげていく過程は、すごく楽しかったなぁ。すばらしい企画に声をかけていただき、とても感謝しています。
古藤 ゆず:こちらこそ、ありがとうございます。提案したとき、こちらのアイディアを受けいれていただける確信はありませんでした。「思いが伝わりますように…」「どうか気に入ってもらえますように…」と祈るような気持ちでお返事を待っていました。そうしたら…