「カード」や「パズル」で
コンピュータやプログラミングが学べる
ナゾとき冒険ストーリー
今、世界中で注目を集めているコンピュータやプログラミング学習メソッド「コンピュータ・サイエンス・アンプラグド」が、ナゾとき物語になった!
カードやパズル、手品などの”ナゾ”をときながら、楽しく読むだけで、これからの時代、子どもたちに必須となるコンピュータの知識やプログラミング的思考が自然と身につきます。
切り取って使えるカード+別冊の解説「冒険の書」つき
賢者から出される
ナゾの一部を
たいけんできるよ!
(外部サイト)
ニュージーランド カンタベリー大学のティム・ベル博士が考案した、カードやゲームなどを用いて、楽しみながらコンピュータ科学を学ぶ学習法です。今世界中で、小学生から大学生まで、幅広く活用されています。日本でも、学校の授業の中で取り入れられるなど、普及が進んでいます。
これまでの教育は、「ルールを教わり、それを適用して正解する」ことに重きが置かれていました。
一方コンピュータ・サイエンス・アンプラグドは、「起きていることを観察し、自らルールを発見し、問題解決する」ことをコンセプトとしています。
本書では、書きこみ式のパズルやカードを使った謎解きをたくさん掲載し、実際に手を動かして体験できる工夫をしてあります。
物語の中では、自らナゾを考えてもらうために、あまりくわしく説明をしていません。くわしい解説は、別冊「冒険の書」に書かれています。
二進法と十進法のちがい、実際のコンピュータではどのように活用されているかなどを掲載しています。
また、おうちの方向けに、セクションごとの学びのねらいも掲載しています。お子様といっしょに読んで、学びを深めてください。
コンピュータに囲まれて生きる子どもたちにとって、その仕組みを知ることの重要性は増しています。コンピュータを理解するためには、プログラムを書いてみることと、コンピュータ科学を理解することの両方が必要です。
この本は、この学習法の内容を題材に、物語を読みながら、コンピュータ科学の考え方に触れることを目的としています。子どもたちが、主人公のテラたちといっしょに”ナゾ”を考えながら、コンピュータ科学の楽しさを体験してくれることを期待しています。