イチから鍛える英語長文３００

こだわりのポイント

1 入試良問15題の長文から構成

2 設問は2部構成で「解答力」と「読解力」を強化できる

3 全長文で「要約問題」や「文脈把握問題」を出題している

4 解答は詳細に解説、構文解説や読み下し訳を掲載している

5 15題の長文を読み上げた音声を収録したCDつき

6 音読用英文・大意・語句リストを収録した別冊つき

編集部から先生方へ

英語の長文が読めない、解けない、どうすればいいのか分からない――そんな人のため、「英語長文」の「読解力」をイチから鍛えあげるための長文問題集を作ろうというのが企画の出発点でした。

本書のコンセプトは「一度解いて終わりにしない、反復型長文問題集」。長文読解の学習において、「同じ長文を何度もくりかえし読む」ことの効果はよく知られています。実際に「一度解いたら終わり」の受験生と、「解いた長文を音読教材として活用」する受験生とでは、この意識の差によって成績の伸び方がまるで違ってくるのです。

ところが、この「復習（音読）」の有用性の割に、学習者が復習することを念頭において作りこまれた長文問題集はあまりなかったのではないか――ここに目をつけ、「イチから鍛える英語長文 」シリーズは生まれました。ですから、「復習しやすさ」には徹底的にこだわっています。

本書には、ＣＤはもちろんのこと、解き終えた英文を音読練習するための別冊「トレーニングブック」が付属しています。そして、これら復習ツールの活用の仕方や英語長文の読み方・解き方などを「長文読解力を鍛える１０の鉄則」として冒頭でていねいに解説してあるので、生徒が自学自習するのに適しています。

本書は３００語程度の長文を題材にしているので、基礎からセンターレベルの長文に慣れるのに最適な教材です。

著者・編者紹介

内川貴司 （うちかわたかし）

1976年生まれ。大学在学中より英語を教え始める。大手進学塾に就職後、高校部英語科教務責任者などを担当。現在は秀英予備校、栄光ゼミナールナビオなどの大手予備校や、都内私立高校にて講師を務めている。高１生から既卒生まで、高校英語入門レベルから早慶難関国公立レベルまであらゆるレベルを担当し、高い評価と信頼を得ている。高校時代、英語で苦労した経験を基に「受講生の目線に立った確実に実力がつく」授業と学習指導を目指して日々研鑽している。

武藤一也 （むとうかずや）

1986年生まれ。大学在学中に約1年間オーストラリアへ留学し、帰国後、本格的に英語を教え始める。メーカーの営業マンとして働くが、授業への情熱が忘れられず塾・予備校業界に戻り、現在は東進ハイスクール・東進衛星予備校などの大手予備校や群馬大学などで講師を務め、「英語専門塾えいもん」も主宰している。英検1級。TOEIC990点満点。著書に、『高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。』（学研教育出版）『できる人の「英会話手帳」』（三笠書房）がある。

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